現代における「嫁入り道具」事情。私が持たされた品をお披露目します
先日の「ビートたけしのTVタックル」(毎週月曜23:15~ テレビ朝日系列)で、狩野英孝さんがお母さんと2人で実家の片づけをしていました。
その時に感じたことは一度記事にしていますが(→12/1の記事)、もう1点見逃せないテーマも。
それは“嫁入り道具”です。
番組内で親子が処分に苦慮していた品の1つがお母さんの嫁入り道具の着物でした。
狩野さんの実家は宮城県栗原市で1500年も続く櫻田山神社。
おそらく「名門神社に嫁ぐのだから」と、どっさり用意されたのでしょう。
その数30枚以上、どれもなかなか高価な雰囲気です。
そうなのです、かつては結婚が決まると女性側は着物をこしらえ、タンスに詰めて「嫁入り」するのが習わしでした。
狩野母よりも年長ですが、poohの母も数枚着物を持っているし、実家のタンスや鏡台、食器棚も母の嫁入り道具です。
昭和世代のお宅には、そういった物があれこれ保管されていると思われます。
しかし、現代においては着物や大型家具を“嫁入り道具”にするケースは減っていることでしょう。
着る機会がない、そもそも着付けすら出来ない者に着物は不要だし、狭い賃貸住宅に重厚な家具を置いても困るだけ。
それに代わる品として、poohの周囲で耳にするのは以下の3点というところです。
①家電製品
②ブラックフォーマルウェア
③パールネックレス
確かにこれなら出番もあるし、人生の節目に親が用意するのにピッタリ。
まさに“現代版・嫁入り道具”とも言えそうです。
しかし、pooh自身は15年前の結婚時、そういった物の準備をキッパリ断りました。
夫・ケッチーくん共々一人暮らしをしていたので、家電製品は揃い過ぎているくらいだったのです。
冠婚葬祭用の衣類&装飾品も既に自分の給料で購入していました。
それなりに自立してしまうと、もはや嫁入り道具など無縁なのです。
しかし、母も何らかの形は残したかったと見られます。
結婚早々、新居に送られてきた物がありました。

ミシンです。
「欲しい」などと一言も言っていないのに、いきなり送りつけてきたのには腰を抜かしましたが、これも母なりのけじめだったのでしょう。
そんな思いに応えられるほどの活躍はさせていませんが(笑)、カーテンの裾上げをしたり、座布団カバーを作ったり(→2014年5/22の記事)しています。
「ミシンを使った」と話すたび、母は嬉しそうにしています。
「使わない物は持たない」、「必要品は自分で買う」がモットーのpoohですが、“嫁入り道具”の受け取りも親孝行の1つだったのかな、とミシンを眺めながら今更ながら感じています。
品物は変われど、いつの時代も親の気持ちは変わらないものなのでしょうね。





その時に感じたことは一度記事にしていますが(→12/1の記事)、もう1点見逃せないテーマも。
それは“嫁入り道具”です。
番組内で親子が処分に苦慮していた品の1つがお母さんの嫁入り道具の着物でした。
狩野さんの実家は宮城県栗原市で1500年も続く櫻田山神社。
おそらく「名門神社に嫁ぐのだから」と、どっさり用意されたのでしょう。
その数30枚以上、どれもなかなか高価な雰囲気です。
そうなのです、かつては結婚が決まると女性側は着物をこしらえ、タンスに詰めて「嫁入り」するのが習わしでした。
狩野母よりも年長ですが、poohの母も数枚着物を持っているし、実家のタンスや鏡台、食器棚も母の嫁入り道具です。
昭和世代のお宅には、そういった物があれこれ保管されていると思われます。
しかし、現代においては着物や大型家具を“嫁入り道具”にするケースは減っていることでしょう。
着る機会がない、そもそも着付けすら出来ない者に着物は不要だし、狭い賃貸住宅に重厚な家具を置いても困るだけ。
それに代わる品として、poohの周囲で耳にするのは以下の3点というところです。
①家電製品
②ブラックフォーマルウェア
③パールネックレス
確かにこれなら出番もあるし、人生の節目に親が用意するのにピッタリ。
まさに“現代版・嫁入り道具”とも言えそうです。
しかし、pooh自身は15年前の結婚時、そういった物の準備をキッパリ断りました。
夫・ケッチーくん共々一人暮らしをしていたので、家電製品は揃い過ぎているくらいだったのです。
冠婚葬祭用の衣類&装飾品も既に自分の給料で購入していました。
それなりに自立してしまうと、もはや嫁入り道具など無縁なのです。
しかし、母も何らかの形は残したかったと見られます。
結婚早々、新居に送られてきた物がありました。

ミシンです。
「欲しい」などと一言も言っていないのに、いきなり送りつけてきたのには腰を抜かしましたが、これも母なりのけじめだったのでしょう。
そんな思いに応えられるほどの活躍はさせていませんが(笑)、カーテンの裾上げをしたり、座布団カバーを作ったり(→2014年5/22の記事)しています。
「ミシンを使った」と話すたび、母は嬉しそうにしています。
「使わない物は持たない」、「必要品は自分で買う」がモットーのpoohですが、“嫁入り道具”の受け取りも親孝行の1つだったのかな、とミシンを眺めながら今更ながら感じています。
品物は変われど、いつの時代も親の気持ちは変わらないものなのでしょうね。





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